箱根登山鉄道2000形 (彫刻の森−強羅間)
箱根登山鉄道の最新型電車ですが、80‰という急勾配を上り下りする必要からか、ごつい車輌です。
平坦線を走る電車とは違って、いかにも登山電車という逞しさが随所に見られます。
装甲板のようなスカートの裏側には、車輪と線路との摩擦熱を低減するための散水槽が隠れています。
屋根上の機器は冷房機ではなく抵抗器で、同鉄道初の冷房機は横の窓を潰して車内に立っています。
「あじさい」号は、沿線のあじさいが見頃になる6月中旬から7月中旬にかけて運転されます。
箱根といえば温泉ですから、温泉娘というか単に宿泊客ですね。
丈の短い旅館の浴衣を着て、履き物は旅館のサンダルで、おみやげ屋さんを覗いて回ります。
温泉旅館のよいところは、浴衣で館内を歩けて外へ出てもよいのですから、ずいぶんと気楽なことです。
最近は箱根にも日帰り温泉が増えてきましたが、いまひとつおちつかないような気もします。
浴衣の模様は、「フォトショップ」のブラシを変えながら適当にそれらしく付けてみました。