JR西日本EF66形電気機関車+24系25型寝台客車 (東京駅)
東京駅を出発する直前の、今はなき寝台特急「あさかぜ」です。
機関車の次位には、狭い荷物室を持つオハネフ25-300が連結されています。
初の固定編成寝台特急20系が「あさかぜ」型と呼ばれたように、ブルートレインの元祖的な列車でした。
末期には下関行となり、関門トンネルを通って交流電化区間に入ることもなくなりました。
そのために客車の電源は電源車ではなく、パンタグラフを載せたラウンジカーから取り込んでいました。
春なのか、なんとなくトロい感じの娘で、描いていてちょっと心配になります。
ときどきこんな人を見かけますが、これで目的地までたどり着けるのかというより、よく東京駅まで来られたものです。
まだ国電が、路線によって単色塗装で分けられていた時代に、それに気がつかないでいた御婦人が多くいました。
よく外出する方々なのですが、丁寧に駅の表示を見ながら行動していたのでしょうか。
ご本人方も、無事に行って帰れるのが不思議だと言っていましたが、考えてみると怖いことです。