JR東日本E231系 山手線 (高田馬場−目白間)

神田川を越えて、高架上の高田馬場駅から切り通しの中にある目白駅へ向かう外回り電車です。
このあたりの神田川の流域は、川の南側が緩やかな斜面で北側が急斜面になっています。
これは南を流れる目黒川も同様で、東京西南部を東西に流れる河川の特徴的な地形です。
すぐ向こう側に架かっている橋は、西武新宿線の橋梁です。
神田川と並行していた線路は、半径150mほどの急曲線でほぼ90度曲がって、山手線と平行するようになります。
神田川といえば「かぐや姫」が歌う名曲『神田川』(1973年)ですが、山手線は103系の冷房車が登場する頃でした。
そのようなわけで、横町の銭湯に行って彼が出てくるのを待って震えている娘です。
手拭いをマフラーにしていたのでは寒いので、なけなしのお金でマフラーを買ったとでも思ってください。
あれはどのあたりを歌っているのかよくわからないのですが、たぶんこの前後ではないかと推測されます。
1970年代初期は、それこそ最後の旧き佳き時代だったのではないでしょうか。