京王電鉄3000形 井の頭線 (吉祥寺駅)

井の頭線は昭和8年に開業した帝都電鉄ですが、小田急に買収され戦時統合で大東急に合併されました。
戦後、小田急から分離され京王電気軌道が買収して、京王帝都電鉄が発足しました。
軌道が鉄道を買収して鉄道に成り上がったのですが、京王側の軌間はそのままで車輌の融通は利きません。
最初の3000形は、古い電車のデザインを踏襲するような形のステンレス車として登場しました。
これはあとから造られた車輌で、車体上部を広げたり両開き扉を採用したりと、見た目は全く別物の車輌になりました。
この電車が登場して間もない頃の女子高生はこんな感じで、昔はほとんどの子のスカートが標準より長いのが普通でした。
学校指定のコートに、マフラーは凝った巻き方で、それに持つところを改造したシール貼りまくりの平らな鞄。
今から考えると隔世の感がありますが、女子高生の制服はどこへ行くか全くわかりません。
このくらいの格好だと、成績は中の上くらいだろうと推測されますが、成績が悪くなると鞄の弦とスカートが長くなります。
この写真は夏に撮っていますが、ちょうどこの頃はあまり写真の手持ちもなかったせいか、やむなく冬に流用したようです。