高尾登山電鉄ケーブルカー (清滝−高尾山間)

高尾山に敷設された約1kmを走るケーブルカーの3代目の車輌で、2008年12月まで運転されていました。
この会社の歴史は古く1921年の開業ですが、戦時中の休止を経て戦後の早い時期から再開されています。
京王高尾線の高尾山口駅から徒歩数分のところに駅がありますが、なぜか京王グループには属していません。
日本一急なケーブルカーと言われ、最急勾配は31度を超えますが、緩いところとの差は極端で車体の傾斜が大きく感じられます。
そのあたりは、トンネルの向こうに見える線路からもわかると思われます。
東京人のオアシスなどと呼ばれている高尾山なので、手軽なハイキング娘です。
登山というほどでもない山ですが、やはりそれなりの装備で臨まないと、毎年のように迷子が発生します。
ミシュランガイドに載ってからというもの、山を甘く見る観光客が増えているような気もします。
それでもケーブルカーを利用すれば、降りてから山頂までは比較的楽に登れそうです。
毎年夏になると、上の高尾山駅のところにビアガーデンが開かれます。