日本国有鉄道C57形蒸気機関車 (小金井公園)
1000輌以上造られた貨物用のD51と見栄えがよい旅客用のC57は、保存機としてだいぶ残っているようです。
小金井公園では、スハフ32を従えて駅に停車中の姿できれいに静態保存されています。
柵に囲まれ鍵もかけられており、特定の日時以外には近づけないことで、良好な状態を保っているのかもしれません。
柵の中はとても広く桜も植えられていて、ひとつの風景としても成立していると言えるでしょう。
保存車輌を狭いところに押し込めるだけではなく、このように往時の景色を再現するのもよい考えだと思われます。
桜に雨というのを撮りたかったので、ついでに傘開きかけ娘にしてみました。
せっかくのおしゃれ傘なのに骨に錆が浮き出てきて、気をつけて開かないと前のめりになりそうです。
昔の傘はあまり品質もよくなく、かといって今のように使い捨てというわけにもいかず、ボロ傘も大切にしていました。
ビニール傘の登場は昭和33年と古く、昭和39年には透明も発売されましたが、まだ使い捨ての感覚ではありませんでした。
この日はだいぶ降っていたのですが、意外と雨は写真に写らないものです。