東武鉄道10000形 (浅草−業平橋間)

世界一高い自立鉄塔の東京スカイツリーが、この年の5月に開業しました。
地下鉄銀座線から地上に出て、初めて近くから見た感じでは、それほど高いという気はしませんでした。
むしろ、特撮映画のミニチュアなどを見ているような、非現実的な違和感を覚えたものです。
手前を走るのは、隅田川をめずらしい中路トラス橋で渡る6輌編成で、12年目にして東武は初登場です。
業平橋駅はとうきょうスカイツリー駅と改称され、伊勢崎線もスカイツリーラインの愛称で呼ばれるようになりました。
新たな観光地として注目されるところなので、バスガイド娘にしてみましたが、こちらも初登場です。
バスガイドの制服で、ときどきムダに派手なのを見ることがありますが、目立たないと迷子が出るのでしょうか。
車内で後ろを向いて立って説明をしていますが、車酔いをしないのですから大したものです。
旗を持って観光客を誘導する光景は、昔も今も変わっていませんが、通信機など装備はよくなっているようです。
スカイツリー全体と電車を一緒に撮れるのは、対岸に合流する北十間川に沿っていくらか進んだあたりまででしょう。