東急電鉄300形 (山下駅)

玉川電気鉄道世田谷支線の方が先にできたので、小田原急行鉄道は築堤を築いて上を交差しています。
東急世田谷線と小田急電鉄になっても位置は変わりませんが、駅は両方とも大きく変わりました。
昔の車内放送は「玉電山下豪徳寺」でしたが、のちに「山下。小田急線豪徳寺駅はお乗り換えです」になり、やがて豪徳寺駅を言わなくなりました。
300形の自動放送では、また「山下。小田急線豪徳寺駅をご利用の方はお乗り換えです」となったようでした。
実際は、ひとつ向こうの宮の坂駅が豪徳寺の最寄り駅です。
豪徳寺というと招き猫伝説の発祥の地なので、招き猫娘にしてみました。
豪徳寺の招き猫は、正式には招福猫児(まねぎねこ)というのですが、ここでは招福猫娘でしょう。
豪徳寺の招き猫は武家の招き猫なので、小判は持っておらずいたって素朴なものです(実際は赤白です)。
1月は招き猫を奉納する月だそうで、境内の一部が大小の招き猫の焼き物で埋まります。
彦根城のゆるキャラ・ひこにゃんは、彦根藩主井伊直孝の縁で豪徳寺の招き猫がモデルになっているそうです。