東武鉄道デハ1形 (東武博物館)
東武伊勢崎線東向島駅の高架下にある博物館に保存されている電車です。
大正時代に造られた木造車体の電車で、昔の東武車らしい大型の2挺パンタがものものしいです。
浅草の行先表示を掲げていますが、今の浅草駅ではなくのちの業平駅(現とうきょうスカイツリー駅)です。
隅田川を渡った浅草駅はそのあと造られて、現在は路線名もスカイツリーラインになっています。
屋内展示のため保存状態はきわめて良好で、反対側から車内の様子を見ることもできます。
大正時代の車輌なので、矢絣袴娘にしてみました。
矢絣はひとつひとつ描いては塗り分けをかすれさせるので、とにかく時間がかかります。
出品が集中する時期に描くものではないことを痛感しました。
なぜか矢絣というとポニーテールにしたくなるものの、前髪はあった方がよいと思います。
ところで袴の帯の結び方ですが、最近は中央に垂らすのが主流なのでしょうか。