東京地下鉄6000形 (祖師ヶ谷大蔵−成城学園前間)
小田急9000形と共に鉄道界を騒然とさせた営団地下鉄6000形も、ついに引退の日が来ました。
営団初のアルミ製量産車で、制御機器も当時最新のサイリスタチョッパを採用するなど先進的な電車でした。
細かく分けると更新分も含めてどれだけの違いがあるのかわかりませんが、これが最も均整がとれた車体だと思われます。
客扉と高さが合った乗務員扉、小さな扉窓、天地の大きな一段下降窓、角張った冷房機と揃っていましたが、後期の車輌のわりに最後まで残りませんでした。
小田急が無線装置の更新をした際に対応させなかったので、引退よりも前に小田急線内への乗り入れはひっそりと終了しました。
10月ということで七五三娘にしてみましたが、たぶん7歳にして鉄娘です。
唐草模様のような袖は営団のSマークで、緑色は明治神宮も乃木神社も湯島天神も根津権現もある千代田線色です。
カラフルなラインは、東京地下鉄全線のラインカラーになっています。
もしかすると地下鉄の全駅を言えるかもしれません。
とりあえず行きは、成城学園前駅から地下鉄乗入対応の4000形に乗ってお参りに行くのでしょう。