小田急電鉄マルチプルタイタンパー (海老名検車区)
線路というのは、路盤、道床、枕木、軌条(レール)から成り立っています。
枕木に固定されている軌条は主に砕石で作られた道床に載っていますが、列車の走行で緩んできます。
そのために機械で突き固めるのですが、作業員が手に持った機械から車輌による迅速な作業に切り替わりました。
それがマルチプルタイタンパーで、低速で自走しながら複数本の枕木の部分を突き固めてゆけます。
作業は終電から始発までの時間に行われるため、効率よく進めるために各社で導入されています。
検車区内なので見学娘にしてみましたが、大人用の保安ベストとヘルメットが大きすぎます。
見上げるためにはヘルメットをずらして、しかもうしろに落ちないようにしないと。
こういうのに興味を持つあたり、将来はコアな鉄子になるかもしれません。
鉄道の日のあたりの土日に開かれるファミリー鉄道展では、ロマンスカーなどが展示され留置線に入ることができます。
片隅の方ではこのような作業車輌も並べられており、それなりに人気もあるようです。