横浜市交通局500形 (横浜市電保存館)

横浜市の中心あたりの中区には、長いこと鉄道がありませんでした。
このあたりで最初に造られたのが、日本初の鉄道の横浜駅を改称した桜木町駅から延伸された根岸線でした。
それも1961年ですから、高度成長期まで路面電車とバスに頼っていたところに県庁舎とか市庁舎があったことになります。
その横浜市電は、かつては杉田から生麦まで路線を有し、横浜市の中心部から一大交通網を築いていました。
現在では全廃されたものの、滝頭にある市電博物館に数量の電車が屋内展示されています。
市電最盛期というと昭和30年くらいだと思うので、そんな頃の娘にしてみました。
三つ編みお下げに白のブラウスと紺のプリーツスカートが標準的でしょうか。
前ゴム運動靴は、普段履きでも重宝したようです。
なんかぼーっとした感じですが、たぶん崖の上に住むお嬢さんではないかと。
それはそうと、横浜市電というとなぜか4輪単車が真っ先に思い浮かぶのですが。