京王電鉄5000形 (京王れーるランド)
京王帝都電鉄が600Vから1500Vに昇圧される際に新造された形式です。
この頃まではまだ18m片開き3扉車で、それまでの緑色の電車とほぼ同じ規格でした。
アイボリーに臙脂色の帯はこの電車からですが、初期と後期ではいくらか違っていました。
正月になると京王れーるランドに静態保存されている車輌にも迎光号のヘッドマークが付けられます。
現在2輌が銚子電鉄に流れ着き、本線ではなかった600Vで走っています。
寅年ということで、何も考えずに虎縞警戒色娘です。
V字型の警戒色は、鉄道に限らず自動車でも前面によく使われています。
自動車だとフロントグリルがあるのでバンパーによく見られますが、鉄道だと前面窓下などに大きく描かれていたりします。
主に作業機械扱いの車輌に多いものの、たまに電気機関車や蒸気機関車でも見られました。
この娘が警戒色を必要としているかどうかわかりませんが、飲むとトラになるのかもしれません。