バス営業所
たいへんよくできたストラクチャーなのだが、都会に暮らしているとちょっと首をひねりたくなる。
つまり、どういう使い方をすればよいのかということで、言ってみれば何にも半端だということだ。
建物の脇に事務所がなければどうということもないのだが、給油施設まで入っていると、これでひとつの営業所を形成しろということなのだろう。
田舎のバス営業所というのは、それほど小さいものなのだろうか?。
それでも、バスを停めておく青天井の駐車場は、広く取らなければならないはずだし、このくらいの事務室ではたぶん何もできまい。
そうなると、別棟の事務所を用意しなければならないだろうし、いろいろと必要なものも出てきそうだ。
むしろバス車庫という名称なら、悩むことはなかったようにも思える。
それとも、田舎にはこれだけで成立するバス営業所が実在するのだろうか?。
バスの整備棟としては文句なしのよい出来で、大都市郊外の営業所にあっても通用する(いくらか小さいかもしれないが)。
利用法としては、むしろその方がよいかもしれないので、事務所棟を別に考えている。
鉄筋コンクリート建てに鉄板張りのカマボコ屋根という構成は、なにかと利用価値も高そうで、改造ベースとしても興味をそそられるキットである。
改造はしていないが、明るい色にしてみたのは、鉄道よりもバスの方が昔から軽快な印象を持っていたことによる。