入母屋二階建の商家
前出の切妻二階建の商家と共用部品で作られている建物である。
違いといえば屋根くらいで、切妻側の三角部分は、屋根の角度に合った部品を選択することで対応している。
反対側はその部品を付けなければよいわけで、屋根の勾配が浅い切妻と深い入母屋を作り分けることができる。
切妻二階建の商家で述べたように、1階正面の部品は2種類しかないので、こちらは片方を使って普通に組んでいる。
右がそれだが、右端の張出部分は別部品で付けると付けないとでは印象も違ってくる。
そういう意味では、4種類のバリエーションを作り分けることも可能ということになる。
こちらはめずらしく緑色で塗ってみた。
2棟入で同じものを作るのも芸がないので、左はいくらか改造した。
妻面が正面になるように、1階部分の部品を入れ換えたのだが、背面を反対側の妻面に持ってきたので、その部分はプラ板で塞いだ。
どういじったのかは、右のオリジナルと比べていただければわかると思う。
これは似たような奥行きのある建物にかつて泊まったことがあるので、思い出して思い出して作ってみた。
やはりこちらも切妻二階建の商家と同様に、歪みを補正するために裏側にプラ角棒の補強を入れてある。
これももらってきた部品がずいぶん残っているので、また何か作ってみようかと思っている。