木造機関庫改
同じ木造機関庫だが、前後と片方の側面をほぼそのまま使っているので、こちらの方が原形を保っているかもしれない。
窓枠と屋根しか使っていない前出のものを改造品というべきではないかと悩むが、これはこれでやはりだいぶいじられている。
要するに当初のものはないということだが、木造というとこちらではなさそうなので、あえて「改」としておいた。
こうして見るとやはり木造というよりも、鉄骨に薄い鋼板を張ったような外観である。
あるいは、木造の上に鉄板を張ったものかもしれないが、そうすると窓枠だけは木造のまま残る。
いづれにせよ、前出の木造機関庫よりは新しい感じになっていると思われる。
屋根は木造の方に使っているので、あまっていたグリーンマックス製の工場のスレート屋根を使うことにした。
ただし、これは逆の角度で使うことが前提なので、端の部分を切り離して反対側に接着する必要がある。
幸い傾斜が同じくらいだったので、換気装置を付けるところの角度を調整する必要もなかった。
換気装置を付ける台座をそのまま使ったので、ずいぶんと数が多いようにも思われる。
切り離した側面の側は、どうせ見えなくなるので、これもプラ板で塞いであるだけだ。
見えそうな側面は、ほぼ同じモールドのエバーグリーンの筋目板があったので、それを使った。
角度の浅い屋根の部分は、レイアウトに組み込むときにホイストを付けようかと思っている。
元の部品が多いこちらに土台部分も使ったが、ずいぶんと内側に歪んでしまった。
レイアウトで固定するときには、角材などで補正する必要がある。
なぜか知らないが、塗料が浮いて剥がれかけているところが何箇所かあるので、そのうち修整しないとなるまい。
これも機関庫なのだが、うちではディーゼル機関庫と呼んでいる。