近郊形地上駅舎
各社共にホームを買っていないので、そちらの状況がいまひとつよくわかっていない。
ユニトラック用のホームも何度か新しいものが出ているようなので、この駅舎に対応するものは第2か第3世代ということになるのだろうか。
ホームの側を見ると、たしかに初期のものとはだいぶ違うようだ。
そのような新しいシステムに合わせて発売されたと思われる郊外型の駅舎である。
かなり堂々とした建物で、以前は首都近郊の国電区間でよく見られたものだった。
あるいは地方の幹線でも、急行列車くらいの停車駅として使えそうなので、利用価値は意外と高いのではないだろうか。
ホームに直結しているので、少なくとも反対方向のホームへの跨線橋がほしいところだが、ほぼ同時に新しい跨線橋も発売されていた。
とりわけ改造はしていないが、一部の色入れと塗り替えはしてある。
これはまだよい方だが、中国製の塗装は下品な色なのであまりよいとは思えない。
元の色は忘れたが、前面の差掛があまりにもよくない色だったので塗り替えてある。
屋根もどうしようかと思ったが、この頃の塗料は塗り重ねるととんでもなく溶け出すので、今のところそのままにしてある。
壁の色はめずらしくまともだったので、下部のタイル張りのところだけ色入れした。
建物の横に団体出入口のようなものがあるが、むしろ荷物用の通路にしたらどうかと考えている。
近郊の駅なら、よほど近くに何らかの施設などがないとあり得ないだろう。
改造はしていないと言ったものの、駅舎に上がる階段やスロープは撤去してある。
ホームの高さに合わせると、どうしても町中から駅舎に登ることになると思うが、この規模の駅舎を有する駅なら、線路の方が低くなっていることだろう。
お座敷運転ならいざ知らず、レイアウトに組み込む際は、地面を嵩上げしたいところだ。
レイアウトを作るのがずいぶん先なので、その頃はホームがまた変わっている可能性もある。