近郊型橋上駅舎
原形は全く留めていないというか、駅舎ですらなくなっているが、後発の橋上駅舎である。
ホームが改良されると駅舎も出てくるのか、新しい製品ではあるものの、どことなくオモチャっぽさが増してきたようにも感じる。
それが形なのか色なのか知らないが、それよりも現実の街が玩具化しているようなので、それが反映されているのだろうか。
うちの設定年代には新しすぎるのだが、屋根がほしかったのでつい買ってしまった。
それ以外をあまらせるともったいないので、本体は倉庫として再利用することにした。
意外とお手軽改造で、逆さにしてエバーグリーンのメタルルーフィングで屋根を載せただけである。
三角部分は同じくメタルサイティングを使って、薄鉄板張らしく仕上げた。
階段の開口部を出入口にして、ここも同じく筋目板でシャッターを表現して、上部に巻上箱をプラ角棒で作った。
どこか1面は見えなくなるので、その部分は切り取ってプラ板で塞ぎ、ほかのビルの一部として流用してある。
窓ガラスのひとつが割れているが、あまりにも強固に接着されていたので、剥がすときに亀裂が入ってしまった。
このあたりは、あとで安全標語でも貼ってごまかせばよかろう。
階段部分があまるので、これも年代を下げてどこかに使うつもりでいる。
エスカレーターを併設した階段なので、その部分を切り取り幅を狭めて張り合わせた。
そうすると、屋根が内側に窪んでいたのを上に載せる形になり、少し古く見えもする。
ホーム用の階段も、本来の用途に使うつもりはないので出入用に改造したが、こちらはさらに切り貼りが必要だった。
ホームの高さの分だけ短いが、地形を工夫すれば使えないことはない。
側面にプラ板を貼ってあるが、ここはホームの屋根を差し込む穴が開いていたので、あとで看板を貼ることにしてある。
そのほかにもいろいろと、支柱などをはじめ細かい部品があまったが、あとで何かに流用できるのでほぼ全て保管している。