ショッピングビル 1

考えてみると、関水金属がビルのストラクチャーを発売したのは、これが初ということになる。
この時にシリーズでほかにも4棟を出したのだが、建物をたくさん出しているわりに、長いことビルを出さなかったのも不思議なものだ。
ジオタウンというシリーズで新しい形の駅などを作り始めたので、周囲に展開するビルが必要になったからだろうか。
関水金属らしく、塗装済完成品ということだったが、いつものように少しばかりいじってみた。
元は2階以上が全面ガラス張りだったのだが、そのあたりから印象を変えることにした。
年代的には、すでにそういうビルも登場していたのだが、ガラス部品が青でアルミサッシ仕様になっていたこともあり、見た目がなんとなく派手だった。
そのままだとメーカーが意図する最近のビルになりそうなので、ひとつおきに塗りつぶすことにより、手軽に野暮ったい感じを出してみた。
あとはレイアウトの設定時間に合わせるように、1階入口をエバーグリーンの筋目板を使いシャッターが閉まっているようにした。
左右の入口の上に付いているテントは、同社のアクセサリーセットに入っていたものを使っている。
屋上には柵を付けられるようになっていたようだが、関係者以外は入らないだろうから付けないで温存してある。
あいかわらず色がよくないので全面塗装をして、細かいところの色入れもした。
角ビルで、どちらを向いて置くかまだわからないので、裏側を切り取って再利用するのは控えてあるため、4面とも買ったときのままになっている。
これも内部の仕切などが入っているために、見た目のわりにすごく重かったが、現在はガランドウになって軽量化されている。
1となっているが、色違いは出ていても2は存在しない。