ビジネスビル 1・2

オフィスビルは1と2で全く形態が違うが、ビジネスビルは1も2も僅かな違いでしかない。
それこそ1〜2階部分と右側の階段部分が違う程度である。
3階以上の窓枠は、同じものでサッシの色を変えてあるだけだ。
それでも印象は違うので、両方とも買うことにした。
少し離れたところの道路の両側に置けば、別物に見えることだろう。
ちなみに、左が1で右が2である。
お手軽バリエーションといえばそうだが、さらにそれぞれ色違いが出ている。
これに限らないが、関水金属の建物は、ほぼ2階づつのブロックを重ねて作られている。
これは6階建てなので、3つのブロックを積み重ねているということになる。
ものによっては継ぎ目が目立たないところにあったりするが、これはちょうど平滑な部分にあったので、パテ埋めしている。
階段とおぼしき部分の正面は、1階から6階まで連続した縦長の部品になっている。
居室の部分は1〜2階が連続した意匠になっているが、1はなんとなく神田の古本屋街にあとからできたビルのような印象を受ける。
2の1階はそば屋の仕様になっているが、附属のシールを貼って仕上げてあるというお手軽表現である。
階段のある玄関の方は普通のクリスタルドアだったが、設定時間が早朝なのでエバーグリーンの筋目板でシャッターを表現した。
いつものように色は塗り替えて、細かい色入れをしたほかは、前述の加工をしたくらいに留めてある。
あとは写真の向きあっている面をプラ板に替えてあるというところだろうか。
奥へ向かって伸びる道の両側に置けば、それぞれ側面の片方が絶対に見えなくなるので、そこの壁面はほかの建物を作るときのために温存してある。
1を右に向けて、2を左に向けて置けば3面は見られるわけだから、それで充分であろう。
やはり中身は抜いて軽くしてある。