余剰部品ビル 2

建物を改造すると、いろいろと余剰部品が発生する。
レイアウトを壁に沿って作るとなると、置き方が決まっている建物の中には背面が絶対に見えなくなるものがある。
四角い建物の一面を正面に向ければ、当然のことながら反対側の一面は見えなくなるので、あってもしかたがない。
カメラ付車輌を走らせるつもりはないので、裏側など必要がなくなる。
とはいえ、空洞にしておくとそのうち歪んでくるので、プラ板を貼って組んでおかなければならない。
プラ板を貼ると、意外にも中央に向かって内側に歪むが、残りの3方が歪んでいなければよいわけで、そのあたりはあまり気にしない。
無塗装でもよいのだが、その後ろの建物や旅客車の窓に真っ白が映るのも嫌なので、一応塗装だけはしてある。
それであまった部品だが、使い道は何かと多い。
写真上は、高架駅の中央の背面を流用したもので、通抜通路の開口部をエバーグリーンの筋目板を使ってシャッターにしてみた。
上の巻上箱は、いつものようにプラ角棒を接着しただけである。
屋根と裏面はプラ板で、1階横の通用口はグリーンマックスのビル付属設備から切り出した。
何に使うかというと、工場の一部か配送センターのようなものであろう。
写真下はオフィスビル2の一面で、2階でひとつの部品を3面に振り分けて組んでみた。
これだけのものが二度と見えなくなるのももったいないので、独立させてみた次第である。
やはり屋根と裏面はプラ板で塞いであるだけだ。
こちらはバス営業所の建物にでも使えないだろうか。
ほかにも細かいあまり物製の建物は多くあるが、関水金属でまとまった大きさのものは、今のところこのくらいだろうか。