街並みコレクション第7弾(駅前歓楽街編) 後編

前回の続きで、左がDの中華料理店である。
看板は大きく出ているが、せいぜい2階までで、3階は横の階段から上がる店が入っているのだろう。
入口の上に説明書通りに看板を付けてしまったので、そう考えざるを得ない。
この上階への入口も、ほかのものと同じくエバーグリーンの筋目板でシャッターを表現して塞いだ。
中華料理店の入口の横に焼鳥屋があるので、中華料理店は2階席がないとずいぶん狭くなるような気がする。
2〜3階の窓は鉄の枠で、一部を下から外へ向けて開けるような構造になっている。
とにかく重いのと、パッキンには鯨油を使ってあり、固まりきっていないものの表面を指で破ると、臭気のある中身が指先に付いた。
細かい色入れ以外はそのままにして組んである。
中央はEで、喫茶店とキャバレーをなどを選択できたはずだ。
たしかに昔はこのような建物があって、刑事ドラマなどでよく見かけた。
1階と2階で違う店が入っていることになっているが、職種は同じようなものだろう。
2階に上る階段は、ほかのものと同じにしてある。
入口脇の植え込みは、輸入ストラクチャーキットに入っていたスポンジを流用してある。
営業時間外の設定なので、看板は店内に入れるかとも思ったが、出しっぱなしということにしておいた。
これも細かい色入れだけで、あとは普通に組んである。
右はFで、Aと同じ角ビルだが、断面はだいぶ違っている。
これはパチンコ屋と劇場のふたつがあるが、劇場というのはストリップ小屋のことだ。
ずいぶんと大人のストラクチャーを出したものである。
向かって左側の小さな看板の下に上階への入口があったのだが、プラ板で塞いである。
上までパチンコ屋の事務所ということにしておけば、あとは裏の通用口だけでよかろう。
1〜2階は吹き抜けになっていて、一部2階席もあるという設定もできそうだ。
これは改造もあったことから全面塗装してある。
似たように規格のビルを並べてしまうのもどうかと思うが、高さや構造もいろいろと取り混ぜて、混沌とした一角を作ってみたい。
街並みコレクションはこれで終了し、以後は建物コレクションに移行する。
街コレも建コレとしてオープンパッケージでの販売となったが、商品名を変えられたので新製品と紛らわしいものもある。