建物コレクション 農家D〜F
一度に6種類が出てきたのではなく、半分づつ分けられての発売だった。
左がDで「漆喰壁の農家」といい、石積みの上に瓦を載せた白壁が特徴になっている。
メーカーサイトでは「農家」となっているが、製品の箱には「豪農」と印刷されている。
建物もCに似ているがこちらの方が堂々としているだけに、豪農というわりには門から建物までの距離がたりなく思う。
自由に配置するのであれば、それなりに余裕を持たせたかもしれないが、とりあえず無改造ということで仕上げてある。
前の3種類から数ヵ月後に発売されたにもかかわらず、塀の部品はあいかわらず隙間が空いていた。
赤い屋根の小屋には、付属品1軸のトラクターなどが入っている。
無改造だが、やはり屋根以外は全面塗装してある。
中央がEで「山中に立つ農家」ということだが「建つ」ではないのか?。
山中とはいうものの、都市近郊でも茅葺き屋根にトタンや瓦を被せたものはよく見られた。
塀と門はDと同じようだが、違って見えるとしたら成型の悪さがそうさせているのかもしれない。
もっとも、こちらの塀は門柱との隙間もなかったので、個体差が大きいのだろうか。
このくらいの家だと、庭に小屋がふたつあってもあまり狭いという感じでもなく、敷地もごく普通の広さだろう。
これも無改造で、屋根以外は全面塗装してある。
右がEで「農家を彩る小物たち」ということになっている。
小物といっても地面にまとめて接着するもので、A〜Eに組み込むものではない。
どれかの後ろにでも繋げるとかすればよいのだろうか。
蔵と精米小屋とビニールハウスと、ほかに稲を天日干ししていたが、設定が真夏なのでこれは付けていない。
そのためにずいぶんと広い空間ができてしまった。
おだかけと呼ばれる稲を干す台は、使わない時期は分解して平置きにされているので、そのうち作ってみようかとも思う。
これには脱穀機も入っていたが、Dの小屋にトラクターと並べて入れてある。
普通の住宅のように隣り合わせで置くものではないが、都市近郊から山間部まで、レイアウトのどこにでも置くことはできよう。