建物コレクション トラックターミナル/プレハブ事務所

情景小物シリーズでもよさそうなもののように思えるが、なぜか建物コレクションで発売された。
トラックターミナルは繋げれば大きくできるし、プレハブ事務所はそれに付けるという前提だからだろうか。
見ればどれがどれだかわかると思うが、シャッター付の大きな建物がトラックターミナルである。
最初に発表された写真は3個を繋いだものだったので、そういうものかと思っていた。
しかし説明をよく見ると、単品販売ということで、ひとつだけ買えばよいということになった。
3個並べでもトラックターミナルには小さいので、ひとつだけにして車庫か倉庫ということにした。
トラックの荷台に直接荷物を積めるように高い台が付いていたが、それを使わずに組んだ。
シャッターの上には長い差掛もあったが、それも取り付けておらず、部品差込穴はプラ角棒で塞いである。
あとは全面塗装して、そのまま組んだと思われる。
これは3方の壁面とシャッターを付けなければ、柱だけの建物としても作ることができる。
トラックターミナルとして使わなかった理由は、これだけでは単に貨物ホームに過ぎないからだ。
本来ならホームの後ろには貨物ヤードとか事務関係の施設とかがあり、実際はかなり大きなものになる。
そう考えると、これをたくさん買って並べてその後ろに施設を自作すると、かなりの出費になる。
それなら全体を自作した方が安上がりというものだ。
プレハブ事務所は3個入で、全て掲載してある。
トラックターミナルに付けるようにとのことでもあるので、ひとつはそうしてみた。
メーカーの作例だと横だったが、なんとなく後ろにしてみた。
□型の一体成型だが、付ける場合は1面が不要になるので、別に使うべく切り取って温存してある。
あとは本体よりも屋根の方が広いので、裏のリブを切り取って反対側に少しずらす必要がある。
赤い箱が付いているが、これはトラックターミナルに付いてきた消火栓だ。
中央のはひとつだけ普通に組んでみたもので、全面塗装だけはしてある。
右は木骨にトタン波板というように年代を落として改造したものだ。
窓や扉も木造ということで、プラ角棒で桟を増やしたが、1mmでちょうどよいあたりはコレシリーズである。
一体成型のエアコン室外機はなんとなく不釣り合いなので、気になったら削り取ればよかろう。
屋根はエバーグリーンのメタルルーフィングを使って片流れにして、建物の横に付けるような形にした。
これも1面は切り取ってあるが、見えているのは中央のとは反対側の面になる。