建物コレクション 駅前商店A〜B
小型の商店が3棟発売されたが、2棟で1箱のAからCまでの売り方である。
金型はこの3種類しかなく、あとは色と看板が違うだけだった。
前述の「昭和の商店」のように、大看板を付ければだいぶ印象が変わるというような芸当もない。
内容は、Aが中と右、Bが左と右、Cが左と中というようになっており、全部買うと同じものが2棟づつになる。
このくらいの明確さを持った建物がふたつもあってもしかたがないので、どう買おうかと悩んだ。
そこで、同じものがふたつあってもよさそうな組み合わせということで、AとBを買って右の建物を2棟にした。
もしかすると縦に重ねて階数を増やせるかと思ったのだが、現物を見てやめて右の1棟は譲ってしまった。
かくして2箱で3種類全部を揃えたわけだが、元々3棟で1箱でもよさそうなものである。
3棟ともずいぶん形は違うが、共通の仕様として横にとても大きな1枚ガラスの窓があるということだった。
このあたりで、だいぶ新しい建物ということができるかもしれない。
左がBでは不動産屋で、Cではクリーニング屋だったので、これはAの不動産屋である。
看板の印刷はとてもきれいに入っているので、そのまま使ってある。
ぱっと見ではなんとなく、最近郊外にできた米屋のような印象も受けたが、いくらか古めかしくしてみた。
1階正面の窓は1枚ガラスだったが、グリーンマックスのローカル駅舎の部品を大量にもらってあったので、その窓を使った。
窓桟を切り出してはめて、残りの部分はプラ板で塞いである。
扉は輸入キットの余剰部品に取り換えた。
側面の大窓も同じ窓の部品を使って、同様に仕上げた。
あとは全面塗装くらいで、とりたてて変更はない。
中がAでもCでも外食店で、喫茶店かファーストフード店の違いだった。
なんとなく観光地の土産物屋のようにも見えるが、まだ何屋にするかは決めていない。
裏側を見せておいて、普通の住宅でもよさそうな形状でもある。
側面の大窓は、プラ板とエバーグリーンの筋目板で小屋を作って塞いだ。
あとは2階に上がるシャッターに大雑把な郵便受けが開いていたので、プラ板を刻んではめておいた。
1階正面の1箇所が開放されていたので、下にプラ角棒を接着して閉まっている状態にした。
あとは全面塗装だけで仕上げてある。
右がAでもBでも銀行ATMだが、ほかに考えられなかったのだろうか。
なぜか色が金色と銀色という派手なビルで、タイル張りのモールドが細かいがだいぶ深い。
これも1階正面に開放部分があったので、上方と下にプラ角棒を接着して閉まっているようにした。
側面の大窓はそのまま生かしているが、プラ角棒でH型の桟を作ってみた。
あとは全面塗装だけだが、何屋にするのかはまだ決めていない。
3つの共通点は、1階の前半分の店内が簡単に作られていることだが、厚い地面を廃棄したのでなくなっている。
そのため入口を閉めたということもあるが、設定時間から閉まっているのがあたりまえとなる。