ナガノ・昭和情景シリーズ01改造集
看板建築というのは、基本的に横を見せない建物なので、前述のように屋根以外はプラ板で作った。
そこであまった建物本体を用いて、別の建物を作ることにした。
左が事務所のようなもので、バス営業所の事務所棟にでもしようかと考えている。
上の写真が、本来の建物の裏側に当たる部分だが、あまり店舗兼住宅の様相ではないように見える。
下の写真が前面で、中央の丸い穴に看板建築の正面を接着するようになっている。
その上下は開口部だったが、裏側になって見えないとはいえ、一応プラ板で塞いでおいた。
これはとくに改造はしていないが、張出部分はグリーンマックスの工場付属設備Aを付け足してある。
屋根は看板建築で使っているので、エバーグリーンのメタルルーフィングを使った。
あとは玄関にプラ板で階段を付けて、横に看板を下げたくらいだが、あるなしではだいぶ違うだろう。
中央はやはり同じ手法で改造したものだが、右の妻面を流用してプラ板で張出部分を作った。
ここの屋根と玄関の差掛は、グリーンマックスの屋根瓦で、玄関の階段と柱は、プラ丸棒とプラ板で作った。
あとは玄関脇の小窓を横に移設するなど、いろいろと手間をかけてある。
これも前述のように、建物の大きさがグリーンマックスの看板建築と同じなので、屋根は同社のものを使った。
同社の看板建築は、本体が切妻屋根の商家だったが、屋根をそのまま流用できたばかりか、傾斜角まで同じだった。
これは個人住宅というよりも、寮か何かではないだろうか。
右はほかのと逆に使っており、玄関があった方を塞いで後ろ側にしてある。
というのは、玄関側を中央の建物に流用したので、プラ板で塞がざるを得なかった。
そこで、正面側の開口部をそのまま生かし、大型車の修理工場風にしてみた。
大型トラック専門のタイヤショップというあたりを考えている。
そのため下の部分をプラ板で嵩上げしたので、ほかのものよりも背が高くなった。
看板やテントは、グリーンマックスのキットのあまりを使っている。
屋根はグリーンマックスの工場のものを流用したが、勾配が逆になるので逆さまに使い、端部をずらして接着した。
これだけのものが、看板建築の正面の裏に隠れてしまうのももったいないので、有効に活用できたと思う。