ナガノ・昭和情景シリーズ02
看板建築と同時期に、古風な木造商店も2種類発売された。
これもグリーンマックスのコピーではないかと言われるが、どうしても似てくるのだろう。
全体的に見るとだいぶ違うのだが、意外と細かいところを共通にしているので、似ていると言われるのかもしれない。
安いだけあって、作りもどことなく大雑把だが、雰囲気は悪くないと言えよう。
違いといえば屋根と1階正面の部品だけだが、それだけでもだいぶ違いは出ている。
部品構成は一体成形の本体に屋根をかぶせるだけで、組み立ては簡単な上に成形色で作られている。
もちろん全塗装で仕上げたが、とくに改造はしていない。
唯一手を加えたのは米屋の1階部分で、プラ板で作った雨戸の部分は開口部になっていた。
店内が見える構造になっていたが、設定時間から閉まっているので雨戸を自作した。
0.5mmのプラ板を使ったのでだいぶくどくなってしまい、0.3mmにしておけばよかったと反省している。
開口部には店内が作られていたが、棚の上に貼る品物のシールの大きさは、どう見てもHOゲージ用だった。
看板建築と同様、正面だけがタンポ印刷で、あとはプラスチックのモールドに付属の透明プラ板を貼るようになっている。
メーカーはまだあるようで、通販もやっているものの、残っているのはこの2点だけのようだ。