ガソリンスタンド

ずいぶん前に適当に組み立てて放置していたものを作り直してみた。
いつ買ったのかもわからないし、いつ頃から放置されていたのかも記憶にない。
ただ、輸入キットでまともにガソリンスタンドとして使える唯一のものではないかと思われる。
輸入キットのガソリンスタンドといえば、事務所が木造平屋建てという日本の保安基準とはほど遠いものばかりだ。
日本では、災害時にはガソリンスタンドに逃げ込めと言われるほど、高い防火基準が課されている。
ちなみに、廃業したスタンドの地下タンクの撤去には1千万円以上かかるとか。
負担できずにそのままにしている元スタンドや用地が、今でも日本中にあるそうだ。
このくらいだと1970年代初期までに建てられたスタンドとして使えるので、無改造で作ってみた。
白い部分は塗装しなかったのだが、放置の末の経年劣化で黄ばんできたこともあり、塗装が必要かもしれない。
大雑把な給油機は形を整えて真鍮線で給油ホースを付けたしただけで、計器の部分は付属のシールを貼ってある。
どういうわけか、輸入キットのスタンドのシールはエッソとシェルが多く、あとはBPだろうか。