ログハウス01

ログハウスといっても、個人の山小屋というよりも、だいぶ大きなものであろう。
中央ヨーロッパの山間部あたりに行くと、こういうものが多く見られるのだろうか。
手描き箱絵も、そのような背景だったと思われる。
どのような用途に使われているのかわからないが、あってもおかしくないものである。
もっとも21世紀になって、どれだけ残っているのかは不明だが。
歴史的な町並みを保存する傾向は強いものの、こういったものまでそれに含まれるのかどうか。
ログハウスということになってはいるが、作りが大雑把なので普通の木造家屋としても使えそうだ。
壁にはみ出した丸太を削れば、乱暴な成型の木造建築物に見えなくもないかもしれない。
あえて買ったのも、そのあたりを考えてのことだった。
左と中央がセットになっていて、形状は違うが雰囲気は同じものである。
窓桟まで一体化されたキットで、組み方もかなり適当だった記憶がある。
隙間ができたら、接着剤を多めに付けて塞げというようなものだろうか。
扉は別部品だが、本体同様に成型はよくない。
左のは公共的な施設の用地内にある古い建物とかでどうだろうか。
現在は倉庫代わりに使われているとか、伝統ある学校の物置兼部室みたいな感じで。
大きい窓がある中央のはちょっと思いつかないが、箱絵では普通の商店みたいに描かれていた。
右のは別のシリーズで、もしかするともう少し大きなもので似たようなのがあったかもしれない。
これは幅のわりに奥行きがないので、レイアウトの壁際にでも置けそうだ。
よく、背景代わりに建物を半割りして壁面に張り付けるのがあるが、個人的には好きではない。
これもログハウスというよりも普通の住宅として使えそうなので、お屋敷町の庭付き住宅あたりを考えている。
こちらはほかのよりも新しいキットなのか、窓枠は別部品になっている。
とはいえ、ベランダなどの部品は大差ないような成型であろう。
これよりも大きなログハウスになると、さすがに日本の風景には似合わなくなってくる。