貨物駅
いわゆるオールインワンの貨物駅では、最も出来がよいというか日本の風景にも合いそうなものというか。
2軸貨車2輌ほどが収まるホームと、奥まで詰めれば1輌分の行き止まり線が敷けるホームがある。
行き止まり線の方は、建物から直接貨物を積み卸しできそうだが、よほど短い貨車でないとならないだろう。
国鉄型だと、扉の片方しか荷役ができそうもないので、初期の鉄コレに入っていた私鉄型の貨車がよいところかもしれない。
どちらかというと地方小私鉄にでも似合いそうなので、旅客駅からいくらか離れたところに置いてみたい。
妻面上部の窓などしゃれた感じなので、貨物輸送の収入が多かった頃に造られ、今は斜陽傾向にあるという風情だろうか。
現代ではすでに廃墟だろうが、設定年代では転換期あたりになりそうなので、そろそろ常駐者がいなくなったあたりか。
ホームの敷石がはがれているのも修復しないで、そのうち建物も荒れるに任されそうだ。
無改造の全面塗装で仕上げてあるが、とりたてて見た目の違和感はないと思われる。