駅舎01

輸入ストラクチャーの駅舎というと、日本の風景になじめないものが多い。
その中でも使えそうなものはいくつかあるようで、これはそのよい例だろうか。
幹線の地方にある駅で、急行くらいは停車する駅として利用できそうだ。
たしかにどこかで見かけたような気もするが、駅舎の形状というのは使用目的からして共通するところもあるのだろう。
ほぼそのまま組んで塗装したが、より日本的にするために何箇所か改造した。
まづは玄関の扉を撤去して開口部を広げたことだが、これだと比較的温暖な地域の駅舎になるのだろうか。
扉があるとしても、輸入キットによくある西洋館の玄関みたいなのだと違うような気もするのだが。
あとは、写真右側の平屋部分の屋根がとても深い山型だったので、こちらはプラ板で陸屋根に改造した。
なぜか勾配も左端と逆になっていた。
ほかには差掛の上に駅名表示板をプラ板で作ったり、屋根の煙突を塞いだりしたくらいだろうか。
裏側も一応作ってあるが、レイアウトに組み込めば確実に見えなくなる。
もったいないと思ったら、切り取って別の建物を作ってもよいだろう。
このキットは2種類あって、ひとつは中央の部分だけのもので、もうひとつが左右の平屋部分が含まれているものだ。
増設キットという形で平屋部分は売られていないので、買うなら最初からフルセットということになる。