住宅01
輸入キットの小さな住宅というのは、どのような目的で売られているのだろうかと思う。
箱に名前が書いてあったかもしれないが、このくらいの大きさだと小さな別荘とかコテージだろうか。
それともあちらでは普通の小さな家が、このような形状なのだろうか。
後者だとすると、お国柄の違いということになるのだろう。
輸入キットの小住宅というと、なぜか屋根裏部屋の印象が強いが、これらもまたそのようなものである。
ほかに特徴というと煙突だが、全て図面通りにそのまま付けてあるが、そのあたりがまた日本的ではないのかもしれない。
左のなど小さな別荘風なのだが、どういうわけか出入りできるところが1箇所しかないのが不思議だ。
玄関の反対側に、バルコニーくらいあってもよさそうな気がする。
ほかの建物と玄関側を合わせようかと思ったが、扉が見えなくなるのでこれだけ90度回転させた。
中央のはなんとなくFALLERあたりが作っていそうだが、裏にちゃんとVOLLMERの刻印がある。
ついでに、だいたいうちのドイツ製ストラクチャーキットは、西ドイツ時代のものが多い。
これはどちらかというと、少しばかり大柄な作りになっているようだ。
間取りを考えてみると、一家で普通に住める広さなのがわかる(屋根裏部屋が子供部屋ということで)。
とはいえ、普通に住宅地に置くのはどうだろうかとも思わされる。
右のは前後左右対称で扉の位置が違うものだが、一応中央に扉があるのを玄関と考えている。
箱の写真だと、たしか丘の上というか尾根のようなところに建っていたはずだ。
このくらいだと、なんとなく普通の家に使えないでもないが、置き場所は選ぶ必要があるだろう。
無改造の全面塗装だが、白い(クリーム色も)部分は無塗装にしてある。
接着剤がはみ出した部分が黄ばんできたので、削るとかする必要がある。
なにしろ作ったのは、どれも四半世紀以上前のものばかりだ。