ビル01
欧州メーカーで現代的なビルを最も多く供給しているのは、VOLLMERではないかと思われる。
それも1980年代くらいまでにはほとんど出し尽くしたようで、新製品の話は聞くことがない。
ほかのメーカーも同じようなもので、だいたい1970〜80年代に現在見られるもののほとんどは完成されている。
その後は、バリエーション展開や細々と新製品を出しているようなもので、昔のような勢いはない。
これもそのような頃に最初のものを買った。
今でもあると思うが、小田急向ヶ丘遊園駅の北口からまっすぐ進んだところにある模型店でだった。
何でもありのような店で、なぜかNゲージの輸入ストラクチャーを多く扱っていた時期があった。
初代はあまり出来がよくなかったのか壊れたかで、これはどこで買ったか忘れたが2代目である。
改造はおろか、実のところアルミサッシと屋根の上以外は無塗装で仕上げている。
やはり輸入プラキットの成形色は国産に比べてよいというか、地肌の処理が優れているのだろう。
1階部分の茶色は光沢が目立つので、あとで塗装するつもりでいる。
欧州製品だけあって、よい形にまとまっており日本の情景にも合うものであろう。
両方とも正面のような構造は欧州キットによくあるもので、ビルがたりなくなったら半割にして使える。