ビル02

欧州キットのビルは、派生型を作れないほど単品として完成させられているものが多い。
それだけ凝った形状にされているというか、現実のビルが個性的ということだろう。
ビルというのは本来そういうもので、キットの前面を少し変えて増やせるようなものではないのかもしれない。
これはどちらかというと、裏通りのビルという感じだろうか。
どこか懐かしい、昭和のビルの雰囲気が漂う欧州製品である。
1階から煙突が伸びるのは、地下にボイラー室があるのかどうか、なんとなく納得のゆく煙突のようだ。
窓の下の銀色の部分は、窓枠と一体成形だったのでスプレー塗装してしまったが、色を変えるつもりでいる。
それ以外はいつもの通り筆塗りの全面塗装にしてある。
なぜか緑色の成形色だったので、さすがに塗り替えざるを得なかった。
階段部分の差掛の上に切り文字看板があったはずだが、ドイツ語の看板だったので付けていない。