ビル06

VOLLMERから古典的なビルが3種類出されている。
どれも広場の中央に建っているような、4面とも表に面した外見になっている。
日本ではあまり見かけないというか、あってもレイアウトに組み込むとなるとかなりの面積を要する。
しかも計画しているレイアウトは壁に沿わせる構造なので、どこか1面は見られなくなる。
45度置きにすれば見られないこともないが、それはそれでもっと面積が必要になりそうだ。
そこで4面の部品を2面に合わせて、大きめのビルを作ることにした。
1面は裏側になり、もう1面は隣のビルと隣接するので、その2面はプラ板で作ってある。
左側の中央が本来の正面で、あとはどこの面をどこに持って来たか記憶にない。
貼り合わせた以外は改造もしておらず、壁面に関しては原形を保っていると言えよう。
キットの屋根は銅板葺きのようなマンサード型だったが、部品取りをしているうちに消滅したようだ。
屋根はプラ板とプラ角棒とエバーグリーンの筋目板を使って作り上げた。
時計塔は、グリーンマックスの地方役場か木造校舎あたりの部品を流用したものである。
奥に見える山形屋根は、FALLERの住宅になぜかふたつ入っていたもののあまりを使っている。
壁面はプラ板で作り、小物類をいろいろと配置しておいた。
古めかしい角ビルに仕上がったが、設定年代では必要不可欠なものではある。