消防署
輸入キットの消防署というと、だいたい瓦屋根の文化財的建築のものが多く、日本では使えそうもない。
そのような中で唯一日本にも似合いそうなのがこのキットだった。
とはいえ、観音開きの扉を持った消防署を見たことはないが、一応新しいものはシャッターが閉まるようになっているのでこれもありかと。
開放的にしておいてもよかったのだが、設定時間の明け方に閉まっている方が平和ではないかと思ったりした。
単に中を作るのがめんどうだったというのが本音ではある。
正面2階の窓は中央を軸に回転して開けることもできたが、閉めた状態で接着してある。
そういう構造にするから、四方に隙間ができてしまう。
たしか大扉も開閉できたかもしれないが、強固に接着してある。
隣の高い部分は火の見櫓というわけでもないが、塔があればなんとなく消防署のように見える。
この部分の上には何本かのアンテナを付けるようになっている。
あとは日本語の看板やポスターを貼って、国産車の消防車を裏手に配置すれば納得がゆくだろう。
無改造の全面塗装で組んである。
同じもので高い部分がないキットもあり、そちらはトラックターミナルということになっている。