信号橋

欧州では線路の上に施設を設けることが普通に行われていたようだ。
線路の上にトラスを架けて信号機を並べるなども見られ、一時期日本でも採用されたが今ではなくなっている。
信号所そのものを線路の上に渡してしまうという発想は、たぶん日本人にはなかったのだろうと思われる。
それでもなんとなく買ってしまったのは、港湾風景なら使えるのではないかと思ったからだった。
港湾というと異国情緒という図式があるようなので、建造物もほかとは異なっているということになる。
本線から港湾の引込線の入口に使うか、運河の上に架けて船舶用の信号施設にするか、レイアウトが具体化してから考えるとしたい。
改造はせずに、全面塗装だけで仕上げてある。
前後がほぼ同じなので、写真は片側のみにした。