BACHMANN・旅客駅
アメリカ型を作っているメーカーはいくつもあるが、こういうのを見るとBACHMANNも例に漏れないと思わされる。
カントリースタイル丸出しの駅舎で、ダイヤモンドスタッグとカウキャッチャーを振りかざした蒸気機関車がやって来そうである。
構造的には欧州型に近いのだが、一種独特な外観はまさにアメリカンであろう。
日本で最もアメリカ的な開拓時代の北海道でも、たぶんここまでアメリカナイズはされていなかったものと思われる。
本体は一体成型だがモールドは意外にも細かいので、たぶん後発の製品かと思われる。
あとは、屋根と煙突や荷役台くらいが別部品だったと思われる。
下見板が地面に着いているので、たしか土台があったかもしれないが、出来が悪かったか使いづらかったかで撤去したのだろう。
全面塗装で仕上げてあるが、改造はしていないはずである。
カントリー風だから田舎の情景に使うか、港町に使うかとかはまだ考えていない。