BACHMANN・住宅

どこの国のメーカーかによって、建物の模型も変わってくるもので、BACHMANNは香港メーカーだがアメリカ型である。
それで住宅もいわゆるカントリータイプに近いものになり、このあたりが欧州メーカーとの大きな違いだろう。
あいかわらず大雑把な作りで、プラも肉厚だが、細かいところをきれいに組み直して色を塗り替えれば見られたものになる。
しかしその手間を考えれば、キットで出してくれた方がありがたいというのは万国共通のようだ。
右のものの窓枠を除けば白い部分は無塗装なのだが、あとから接着剤をたしたわけでもないのに黄ばんできている。
買ったときから怪しかったので、こうなるものだと覚悟はしていた。
左のは普通の住宅でもよさそうで、中央のも古くからあるしゃれた町には今でも残っていそうである。
右のも町中にありそうだが、住宅というよりも飲食店でもよいかもしれない。
下のところに四角い欠き取りがあるが、どうやら照明キットのリード線を通す穴らしい。
同社の住宅はほかにも出ているのかもしれないが、見つけたのはこれだけである。
最近は取扱店も減ってきており、あっても輸入されないのではないだろうか。